明細を使いこなす — 並べ替え・軽減税率・内税・値引きを設定する
開く場所帳票の編集画面
明細は品名と単価を入れるだけで、消費税と合計が自動で計算されます。明細行の操作、税率・区分、内税、値引きを順に案内します。所要時間は 3 分ほどです。
1. 行を追加・複製・並べ替える
- 「明細」の右上にある「+ 行を追加」を押すと行が増えます。「品名・取引内容」で Enter を押しても次の行に進めます。
- 「複製」(図の②)を押すと、その行のコピーがすぐ下にできます。
- 順番を変えたい時は、行の左端のつまみ(図の①)をつかんで上下に動かします。
- 各行には「単位」と「摘要(任意・品名の補足)」も入力できます。
- よく使う品目は「品目登録」を押すと、次回から品名だけで単価・税率・単位が入ります。「品目を登録しました」と表示されれば完了です。

図1: ①つまみで並べ替え、②行の複製、③税率・区分の選択。税率ごとの集計は自動です。
ヒント: Excel などの表をコピーして「品名・取引内容」に貼り付けると、行ごとの明細に分かれて入ります(1 列目が品名、数字の列は数量・単価の順、文字の列は単位や摘要。見出し行は自動で除きます)。品名だけを複数行貼り付けると単価 0 の行になるので、あとから単価を入力します。
2. 見出し行と小計行で区切る
工程ごとにまとめたい時は、見出し行と、区間を自動合計する小計行を使います。
- 「+ 見出し」を押すと見出し行が増えます。工程名(例: デザイン工程)を入力します。
- 「+ 小計」を押すと小計行が増え、直前の見出し以降の明細が自動で合計されます。行の下に「この区間の小計」として金額が表示されます。
- 既にある行の種類を変えたい時は、品名の右の選択欄で「明細」「見出し」「小計」を選びます。
見出し行と小計行は税計算に含まれず、紙面には区切りとして表示されます。紙面に出れば完了です。
3. 税率・区分を選ぶ
- 行ごとに「税率・区分」(図の③)を選びます。10% が標準税率です。
- 飲食料品や新聞など軽減税率の品目は「8%(軽減)」を選びます。紙面に軽減税率を示す印が付き、税率ごとの集計に反映されます。
- 消費税がかからない取引は「非課税」「不課税」「免税」から選びます。集計では課税分と分けて表示されます。
端数処理は税率ごとに 1 回です。「計算・備考」の「消費税の端数処理(税率ごとに1回)」で「切り捨て」「切り上げ」「四捨五入」を選ぶと合計に反映されます。「合計(税込)」が変われば完了です。
4. 内税で入力し値引きを入れる
- 税込の単価で入力したい時は、「計算・備考」の「単価の入力」で「内税(税込)」(図の①)を押します。単価欄が「税込単価」に変わります。
- 「値引き(税抜)」(図の②)に金額を入れると、紙面に値引き行が追加され、合計から差し引かれます。
- 値引きの名前を変えたい時は、金額の右に出る「表示名(例: 特別割引)」に入力します。

図2: ①「内税(税込)」に切り替えると税込単価で入力できます。②値引きは課税分に自動で按分されます。
内税・値引きの結果が「合計(税込)」に反映されれば完了です。
うまくいかないときは
- 明細が多くて 1 ページに入らない — 印刷時に自動で複数ページに分かれます。印刷と PDF — 用紙・色・複数ページを整えて出力する。
- 品名を入れたら単価が勝手に変わった — 登録済みの品目と同じ名前です。「品目マスタの単価・税率で上書きしました」と表示されたら、「元に戻す」で手入力の値に戻ります。
- 明細を直せない — 送付済や入金済の帳票はロックされています。発行済みの帳票が編集できない場合。
- 「番号重複」と表示される — 帳票番号の重複です。「番号重複」と表示される場合。
よくある質問
- 行を消すにはどうしますか? — 行の右端の × を押します。消した直後は「元に戻す」で戻せます。
- 数量に小数は使えますか? — 使えます(0.5 人月など)。
- 源泉徴収はどこで設定しますか? — 明細の下の「源泉徴収を適用する(報酬・料金の源泉所得税)」にチェックを入れます。源泉徴収 — 報酬から差し引く所得税を自動で計算する。
次に読む
- 5 種類の帳票 — 見積から領収までを変換でつなぐ — 見積から請求・領収へ変換する。
- 印刷と PDF — 用紙・色・複数ページを整えて出力する — 複数ページ・用紙・色の調整。
- インボイス制度への対応の考え方 — 税率別の区分集計。